「
猫はよく吐く動物」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
確かに
猫は「疾患が無くても吐くことはある」といえます。しかし中には、病気が関連した嘔吐をしていたというケースも存在します。
そこで今回は、知っておきたい「
猫の嘔吐」についてご紹介していきましょう。
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猫が吐く理由は毛玉?
猫は「毛玉を吐く」といった印象が強いかもしれません。しかし、
猫の嘔吐の原因は毛玉以外にもさまざまあります。
日常的に見られる光景として、先に述べたように「毛づくろい」をして毛玉を飲み込んでしまい吐くというシーンがありますね。
また食べ物を早食いしてしまったり、食べすぎたりした場合にも嘔吐する場合があります。
その他には、
猫に胸やけする感覚がある場合、胃酸を吐き出す目的で「草を食べて嘔吐する」といったケースもあるでしょう。
このように
猫の嘔吐は、毛玉以外にもさまざまな原因が考えられます。
▼病気が原因で吐くことも
猫の嘔吐の中には、病気などが原因になっているものもあります。
たとえば胃腸から出血があるときは、黒や茶色の物質を嘔吐することがあります。
また、毎日何度も吐いたり連日のように吐いていたりする場合にも注意が必要でしょう。
その他にも、「吐きたいのに吐けない」といった様子が見られる場合は、毛玉が溜まっていたり異物を誤飲していたりといった可能性も考えられます。
もちろんこれ以外の原因も多く考えられます。「おかしいな」と感じたらすぐに診察を受けるようにしましょう。
▼まとめ
猫は吐くことも多い生き物です。しかし中には、嘔吐の原因が病気や事故だったというケースも見受けられます。
「よく吐くものだ」と考えずに、普段と違うと思ったときは、すぐに受診することが大切です。