猫に下痢や嘔吐の症状、また腎不全を患っている場合は、輸液をおこなう必要があります。
そこで今回は、輸液の効果や種類、費用についてご紹介します。
▼輸液の効果
輸液は、水分や電解質を補うための
点滴なので、脱水症状・尿毒症を改善する効果があります。
食事が取れない状態の場合は、ビタミン・脂質・糖質・アミノ酸などを配合し栄養を補給します。
▼輸液の種類
猫の輸液には下記の4種類が一般的に使われます。
・0.9%生理食塩液
・乳酸化リンゲル+2.5%ブドウ糖
・乳酸化リンゲル(L/R)
・5%ブドウ糖
輸液をする際は、
猫の状態を見極めた上で適切なものを選びます。
細かな配合が重要になるので、もし獣医に
猫の状態を聞かれたら正確に伝えられるようにしましょう。
▼輸液の費用
輸液の費用は投与方法によって変わります。
動物病院での投与
・静脈内投与…3,000円~5,000円
・皮下投与の場合…2,000円~3,500円
上記が相場ですが、動物病院によって費用は大幅に変わります。
また、静脈内投与の場合は入院が必要となる場合があります。
例えば、24時間輸液をおこなう場合は輸液費用+入院費が必要なため1万円前後かかります。
▼当院では
猫ちゃんの輸液をおこなっています
当院では
猫ちゃんの往診をおこなっており、輸液をおこなうことも可能です。
猫ちゃんが健康でいられるために、これまで多くの経験を積んできた獣医が対応します。
猫ちゃんの輸液をお考えであれば、どうぞお気軽にご
相談ください。